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押井守との出会いは、30年以上前に遡ります。当時から彼は、日本の映画を変えたいという夢に燃えていました。たがいに別な道を歩んできたけれど、こうしてたまに、交錯する事があります。 押井守が日本で果たすことが叶わず、海外で撮った、15年越しの「夢」。その日本語版をどうやって作るのか?英語版を2度3度と見ながら、台詞の内容を一切変えずに、作品の印象を一変させてみたいと考えました。それがこの仕事を引き受けた大きな理由です。 そのために必要なのは、日本的情緒を表現できる声優さんと、それを演出出来るディレクターさんでした。幸いなことに、朴璐美さんという名優と、演出の打越領一さんとの出会いがあり、その目論見が実現出来ました。 押井さんの大ファンである名脚本家・虚淵玄さんの協力も得て、今作品と向き合っています。この日本語版を押井守が見てどう思うのか。押井さんが悔しがるのが楽しみです。笑。ーー日本語版プロデューサー スタジオジブリ 鈴木敏夫